2013-03-01から1ヶ月間の記事一覧

 リヒャルト シュトラウス 『メタモルフォーゼン』

これは、8年ぐらい前に、仕事から帰る途中の車の中で、20時過ぎのNHK・FMから流れていた曲だった。「古典的な香りがするものの、20世紀に書かれた現代曲だろう。だが、なんと深い曲想で、妙なる構成をした弦楽合奏だろうか。どこのどいつが、こんな曲を書い…

浜名湖一周サイクリング

何年か前からだろうが、3月の終盤の日曜日に、浜名湖を一周するサイクリングイベントが開催されている。サイクリングをするようになった昨年に、このイベントがあることに気づき、長距離を走りきるいい経験になると思って参加している。全長は、80Kmで、完全…

資本癌化論の系譜2

光文社新書の『すべての経済はバブルに通じる』小幡績 著で、「キャンサーキャピタリズム」という言葉が使われていた。今回グーグル検索してみて初めて知った。彼は、自分がこの言葉を作ったとつぶやいているようで、慶応大教授の経済学者がいうのだから、嘘…

資本癌化論の系譜1

「観察映画」というジャンルを作り、精力的に活動している元NHKドキュメンタリー制作者、想田和弘氏のツイッターで、本日午前中に、「『すばる』で、中沢新一が、新自由主義における資本の動きを癌化に例えて書いていてすごい」というような内容を見た。「資…

 「TPP参加交渉」たるものの本質

3月15日に、安倍首相が、TPP交渉参加するという記者会見を行なった。しかし、その前、あるいは、今に至るまで、マスメディアの中で、TPPについての全国民的な議論が、なされ始める様子はなく、断片的なニュースと解説のみである。それも、本質的な点を隠蔽し…

追悼 チャベス氏 

昨日(平成25年3月8日)の22時からのTBSラジオdigで、朝日新聞の元中南米特派員(伊藤千尋)が、チャベスのことを、一定の評価しながらも「寅さんみたい」「お笑いタレントのようなことをしていた」と述べていたが、実像をはずして戯画化したコメントだった…

ラシュコフスキー凱旋東京公演

2月27日に、東京芸術劇場で、夢の競演が再演された。昨年の浜松国際ピアノコンクールでラシュコフスキーを勝手に見守っていた者としては、あの本選の演奏を、一夜だけのサプライズ、あるいは幸運に終わらせずに、さらに、浜松が選び抜いたラシュコフスキーの…

「リーク草案でわかったTPPの正体とは?」 デモクラシーナウより

天木メルマガで知った、インタビュー動画の紹介。http://democracynow.jp/video/20120614-2 http://www.youtube.com/watch?v=HLVKAalmD48 デモクラシーナウは、ウィキリークス事件の時から注目していたが、しっかりした仕事を根気よくやっていた。TPPの26章…