政治・メディア

日本会議・安倍政権は、母権制権力ではないか

以前より、安倍晋三の権力は、基本的に母権制(エーリッヒ ノイマンによる概念で)が本質ではないかとおもっていたが、特に森友学園問題以降、そういう傾向が表にでてきていると感じ、昨日は思い付きのツイートを連投した。立憲主義という社会と法の根幹を、…

ジャーナリズムは言論の暴力・虚言に立ち向かうべきである

【NAVERまとめ】NHKがBBCよりもヒドい原因は、日本人にメディアの自由を望む「文化」がないからと英紙記者 日本在住のイギリス紙記者のデイビッド・マックニール氏はインタビューで、昨今のNHK問題をめぐり、たびたび引き合いに出されるイギリス公共放送BBC…

「朕−臣民−国体」から「人間天皇‐国民−国体」へ

森本学園問題が、メディアを騒がしている。『日本会議の研究』を著した菅野完氏と、日本会議の大阪支部役員でもあり、森本学園の理事長である籠池氏とが、記者会見の場でのやりとりをきっかけに、同志ではないものの、腹を割って話せる関係となり、籠池氏は…

IWJ『饗宴Ⅳ』参加記

品川駅東側に隣接する「グランドホール」にてのIWJ主催の年末恒例イベント、饗宴Ⅵに参加した。日刊IWJの報告によれば、約300人ぐらいの人数だったとのことだ。後ろの席が足りなくなって、どんどん列を足していくような盛況だった。 IWJシンパ的には、この一…

米国は、イラク戦争後5年、オバマ談話を示すべきである

The world needs 8.31 Obama's statement of five years after the Iraq War much more than Abe's statement after seventy years after the Pacific War. This short film shows the Iraq War's true colors, tensions and meanings in Iraq. https://www.…

混沌をぬけだす武器としてのcoherence

GEAB/Europe2020は、2006年3月より、イランをはじめに石油の売買でドルが使われなくなる動きが加速することで、ドルの基軸通貨としての価値が失われてゆき、戦後秩序が崩壊するだろうと予測し始めたフランスのシンクタンクである。いわゆるリーマンショック…

「8・15 安倍談話が語るべきこと - 三浦瑠麗」へのコメント

私が、三浦瑠麗氏の存在を知ったのは、昨年の9月、彼女のブロゴスでの「日本に平和のための徴兵制を」という記事を見た時だった。こういう視点での徴兵制についての提言は、日本では今のところ私が言っているぐらいかと思っていたので驚いた、もしかしたら真…

日本会議・国家神道への根本的な批判を要する

この9月3日の内閣改造で入閣となった22人中、17人、ほぼ8割が、戦前の国家神道につながる思想、宗教観ををもつ、『日本会議』に所属していることが、ツイッターの一部では、話題になっている。 新閣僚内の日本会議メンバー http://pic.twitter.com/kx4hPxCMX…

勝海舟の心の中にあった「日本」

ツイッターでは、botというのがあって、過去の思想家や、歴史的人物の発言が、多分自動ツイートの仕組みであろうが、出まわっていて、ハッとすることがある。勝海舟botもその一つで、最近、TLに出ているのをみつけて、これはと思い、それ以来フォローしてい…

2014年都知事選 ツイート録3

引き続き、2014年都知事選関連のツイートを記録しておく。2月14日からの関東を中心にした、歴史的な豪雪で、マスコミ報道ではあまり数はでないが、ネットを見ている限りでは、約20名の死者はでている模様である。9日に「災害に強い東京」も確か公約に掲げて…

2014年都知事選 ツイート録2

選挙選中盤2月1日から、投票日前日2月8日、雪がしんしんと降った土曜日の夜12時までのツイートを記録しておく。独特の高揚感がクライマックスに達した雪の夜であった。2.1 細川「世の中のおかしいことは、たくさんある。若者は、もっとガンガン戦っていいん…

2014年都知事選 ツイート録1 

前猪瀬都知事が、なぜか彼のみが徳洲会関連の「政治とカネ」でマスコミに袋叩きにされ辞任となったことで(うさんくさいので私はテレビで彼が追及された絵は一度もみなかった)、予定外の都知事選が行なわれた。当初、宇都宮、対、舛添、田母神ぐらいであれ…

福澤諭吉の愉快への忌まわしさ

年明けの、岩上の福沢諭吉関係のツイートには、何か、明治から現代に脈々と続く、日本人の政治的身体感情の闇の正体というものを感じさせた。「学問のすすめ」は読んだこともなく、福沢がどういう思想の持ち主かは知らなかったのだが、ここで述べられている…

 Japan has been caught in the trap of Senkaku now and this is similar to honey trap. Because his instinct of streching a rope is activated and manupilated, and it's for speciffic intereset of an American foundation, Heritage.

日本は、ハニートラップよりも何億倍もやっかいな、ほとんどの国民を中国への安全保障上の脅威の前に思考停止させる「尖閣トラップ」に嵌められたといえる。ハニートラップが嵌めるのは一人の男だが、未解決な領土問題を意図的に火種にするトラップによって…

Europe2020による国際情勢分析

Europe2020報告の最新版 The de-Americanisation of the world has begun – emergence of solutions for a multipolar world by 2015 http://xfru.it/kJSOQz Europe2020は、2006年からドル基軸通貨によるアメリカ覇権が機能しなくなると粘り強く指摘してきた…

昭和初期以降日本社会の「空気」による社会的感染症

本日、届きたてのIWJウィークリー19号を斜め読みしたのだが、岩上の最後の後書きのところで、関東大震災時の朝鮮人が井戸に毒を入れたなどのデマ流布とそれによる虐殺事件の経緯について、朝日新聞社専務を経て自民党で大臣を歴任した政治家、石井光次郎の回…

IWJ主催『世界が食べられなくなる日』上映会

去る、8月24日、東京の恵比寿にて、生で岩上さんの話を拝聴することができた。会の主体は、遺伝子組み換え食品へのフランスで起きた抵抗運動を、約2年にわたる実験動物への投与実験を中心にしてまとめた『世界が食べられなくなる日』というドキュメンタリー…

炭素税不要という点で、温暖化懐疑論者は原発推進派と同一の立場である

温暖化問題は、2006年前後に少し調べたり本を読んだりしたことはあったが、「人類の活動による二酸化炭素が地球温暖化を起こすというのは、原子力産業が化石燃料からエネルギー実権を握りたいための科学の衣をかりた陰謀的な主張だ」という陰謀論的な温暖化…

ドイツ産業界の応援で成立した経緯をもつナチス

Ph.Dの称号も持つ指揮者で音楽家の伊東乾氏が、麻生副総理のナチスの手口に学べ関連で、かなり本質的なツイートをしていた。彼は、よくわからないほど多才な方なのだが、ドイツでナチズムについても調査していたことがあり、今後、まとめてなにかしないとと…

靖国を乗り越え、日本が前に進むための一つの構想

本日は、麻生副総理が、「ワイマール憲法を誰にも気づかれないうちに変えていったナチスから、手口を学べる」と都内講演でのべたことが、マスコミをにぎわせていた。この発言ももちろん問題だが、それとともに、靖国参拝について「国のために命を投げ出して…

福島第一原発勤務歴を持つ小野医師への岩上インタビューから

先日6月3日に、岩上安身が、また注目すべきインタビューを行ってくれた。 「普通の子どもを産みたいと願ったら差別なのか」 熊本の医師・オノデキタ氏、指摘 〜小野俊一(onodekita)氏インタビュー http://iwj.co.jp/wj/member/archives/12471 私は、3.11の…

「日の丸」象徴をレイシズム、尊皇攘夷的興奮から救出できるか?

はびこる排外主義とレイシズムに日の丸が泣いている|森達也 リアル共同幻想論|ダイヤモンド・オンライン http://diamond.jp/articles/-/34875 「新右翼団体一水会の鈴木邦男最高顧問が『先ほどの映像を見て非常に悲しくなりました。日の丸の旗が可哀想だと…

TPP断固反対 自民党公約違反糾弾 演説会・街頭デモ、参加記

1.演説会・デモ参加 これまでも、2010年10月24日の小沢事件に関連した、マスメディアと検察の横暴を糾弾するデモを皮切りに、ここぞという時には、デモに参加してきた。その後、3.11を経て反原発デモにも数回参加したが、今回、TPPに関して、その時が来た…

『自由意志による従属』としての日米関係、または『自由からの逃走』

IWJ会員にせっかく継続してなっているので、『戦後史の正体』に始まる、敗戦後の日本の政治史への興味から、その原点ともいえるサンフランシスコ講和条約について重要な著作をあらわした三浦陽一氏への岩上インタビューを通して視聴した。2013/04/23 『自由…

アントニオ・ネグリ 日本学術会議にて講演

アントニオ・ネグリというイタリア人思想家については、私は、まったくノーマークだったが、現在、「日本学術会議」という公的機関の招聘により来日しており、4月6日に、講演を行った。「ネグリ」という名前は、デリダとかラカンとか、現代フランスの思想家…

ヨハネの黙示録13章とアメリカ・ドル・テレビ

ドルは、ベトナム戦争を経て1971年に金本位制を捨て、さらに金融危機を前にして2006年にはM3公表もやめた。その後に顕現化した、米国発金融危機の後始末をつけるために、市場価値のつかなくなった債権を、米国連銀が買いあさり、金融機関の連鎖的破綻を「リ…

 「TPP参加交渉」たるものの本質

3月15日に、安倍首相が、TPP交渉参加するという記者会見を行なった。しかし、その前、あるいは、今に至るまで、マスメディアの中で、TPPについての全国民的な議論が、なされ始める様子はなく、断片的なニュースと解説のみである。それも、本質的な点を隠蔽し…

「リーク草案でわかったTPPの正体とは?」 デモクラシーナウより

天木メルマガで知った、インタビュー動画の紹介。http://democracynow.jp/video/20120614-2 http://www.youtube.com/watch?v=HLVKAalmD48 デモクラシーナウは、ウィキリークス事件の時から注目していたが、しっかりした仕事を根気よくやっていた。TPPの26章…

尖閣問題、安全保障問題とTPP 大国の罠

今も、NHKニュース9が、安倍訪米、TPPはどうなるかといったニュースのすぐあとで、尖閣諸島に近づく中国船の脅威といったニュースを、丁寧な画像付きで流していた所だった。小沢問題の時の「政治とカネ」のときもそうだったが、NHKが率先して、世論の雰囲気…

義務教育における選挙教育の重要性・必要性

阿修羅掲示板では、不正選挙についての話題が、この1週間ほど持ちきりであったが、岩上安身がメールマガジンで、選挙不正疑惑について鋭意執筆中とのことで、期待している。彼なら、単に状況証拠のみの邪推と、実際の証言や証拠に基づく推論とを分別しながら…