2014年都知事選 ツイート録1 

 前猪瀬都知事が、なぜか彼のみが徳洲会関連の「政治とカネ」でマスコミに袋叩きにされ辞任となったことで(うさんくさいので私はテレビで彼が追及された絵は一度もみなかった)、予定外の都知事選が行なわれた。当初、宇都宮、対、舛添、田母神ぐらいであれば、宇都宮を静かに場外で応援でもしようと思っていた。しかし、元首相、細川が立候補を決め、かつての原発政策を懺悔する小泉が強力に応援するということになり、これこそ、現実的な脱原発の実現のための絶好の機会だと思い、都民ではないにもかかわらず、身を乗り出してツイートを重ねてしまった。
 2月9日の投開票の結果は、大差をつけられの。組織票に対する敗北に終わってしまったが、細川と小泉の連日の街頭演説は、何か、日本人の常識をよみがえらすようなもの、頭のモヤモヤを吹き飛ばして、健康にさせてくれるようなもの、人間としての本懐を、バランスを、正しさを、潔さを取り戻すようなもの、なんだかわからないが、そういうものを、少なくとも私には与えてくれた。彼らの潔い、覚悟の入った本気の演説は、東京を中心としてはびこっている、時代の、こういってよければ「五濁悪世」の「邪気」みたいなものを、破壊し吹き飛ばすような力を持っていたと思う。
 賢い人は、政治は、その政治家の細かい政策集をみて、それを納得した上で、支持すべき政治家を選ぶものだと、ごくもっともな主張をし、私のような主要政策への覚悟と、言っている人物で、単純に選ぶことを、よしとはしないだろうが、しかし、政策集も、実行させるのは、その人物の力、器量による所がある。特に、脱原発のような革命的な政策であれば、人物の要素が大きくなる。人物がしっかりしていなければ、菅直人以降の首相のように「政策」「マニフェスト」など、国民を票を釣るための「エサ」に過ぎなくなる。それに、欧米諸国と違い、公約を否定しても、日本の政治家はなんのペナルティもない。また、今回は、当選しないことを半ば、これまでの経験からわかっていながらも(大人であれば、わからないはずはない)、百花的な政策をかかげて、死票になるであろう票を都民からかきあつめ、首長当選意外の目的、つまり元首相連合に共産党がギャフンといわせるということの目的で得票数を増やそうとしていった、そういう共産党の戦い方、勢力誇示の仕方が、元首相2名のせっかくの訴えかけの実現をくじいてしまったのではないかとも思っている。この戦い方は、公約詐欺ではないが、少なくとも、都知事選を、都知事になることを目的にしてやっているのではなく、他のために利用しているということで、熱心な支持者への、なんらかの欺きがあるように思われた。それは、2月9日、午後8時の開票開始後、出口調査で舛添が当選確実となり、加えて宇都宮が、細川に僅差で上回ったという結果が分かった時、これは、すなわち、東京都が特区指定を受け入れることが決まった時であり、宇都宮候補が、あれほど、都民のために徹底的に反対していた政策が導入され、宇都宮を支持していた都民の労働環境が、深くおびやかされ、彼らの言い方では、原発よりも怖い地獄に落ちるのが確実になった、そういう不幸の時、その時に、善戦した、次点になったとニコニコしてインタビューを受けていた、そのことで、彼の戦いの正体がなんだったのか、それが証明された気がしたのである。対照的に、細川や小泉は、支持者と同じ、悔しい思いの会見、声明となった。こういう所に、政治にどういう覚悟で関わっているのか、そういう人物、器量がでてくる。
 以下、結構な数のツイートをしたので、思考の軌跡として、ブログとしてまとめておいてみたい。リンクは見直しておいたが、切れている所もある。ご容赦。


1.1
安倍首相、或いはその後の時代で、人間性を、「ダルマ」(中村元によると原義は「人間らしさ」らしい)を保てるかどうか。フランクルも、収容所で人間性、ユーモアを保つことの重要性を言うが、持続力を保つためにも、内ゲバが起こらないためにも、「メイクスマイル」を死守したい。


1.13
都知事選の候補者のテレビ絵ニュースをまだみていないなう。脱原発内ゲバ状態のようだが、今年は正月から反安倍路線の内ゲバにならないようにと、メイクスマイル®(マック赤坂)でいきたいと思っていた。大同の路線ができないものか悩ましい所だ。


1.14
個人的には、細川陣営と、宇都宮陣営を、戦略的に連合させる、現代版坂本龍馬が暗躍することを期待したい。

国家を死の国家に貶める、原子力という偽太陽神から、その麻薬的イリュージョンからの覚醒が、また、その意志を世界に示すことが、新生日本の創設のために第一であると思う。これを、東京が力強く、継続して、それは細川が死んだあとも宇都宮が引き継ぎ代々に渡って示して欲しいと思っている。


1.16
宇都宮さんが「私に降りろといってくる人がいるが、本人からならまだしも、関係ない人が言ってくる。失礼だ。」といっているという記事を数日前にみた。細川から、あるいは、小泉から直接、話が来て政策すりあわせできれば、最も名誉ある撤退になる。次点は、今後を見据えて宇都宮さんから接近するか


原理原則論の行動と、政治的行動というのは、また別の次元で展開してくる。この断絶を乗り越えられないと、現実が動かない所がある。この深い溝を超えて、是非、脱原発への原理原則への実現の道筋を、経済界に換骨奪胎されずに、宇都宮、細川両陣営は、一歩でも二歩でも進めていってほしい。


1.17
原発やめると江戸時代に戻ると、ミヤネが言ったようだが、江戸までもどらないにせよ、昭和30年代ぐらいの生活でも、自然エネルギーでいいよ、日本は、その中でできる価値を、世界にむけて未来にむけて、創造してゆくよと言えば、そのくらいの覚悟を、経済界も含めて持てば、原発などすぐにやめられる


山手線など7分に1本でいい、セブンイレブンは、名前の通りに7時11時に戻ればいい。もうあまり意味のない、車の性能やデザイン、ノートパソコンの薄さ、テレビ画質を競うよりも、いかに、日本において自然エネルギーを効率よく発電、蓄電、送電するのか、競えるような市場環境を、作ればいい。


日本における脱原発は、そんなに甘くはないと思う。いま、原発が止まっていても、便利な生活がなりたっているから、原発なくても大丈夫というのは、近視眼的に過ぎる。赤字になっても天然ガス輸入などしてで、どうにか今の贅沢な電気生活、原発生活を支えているぐらいと思った方がいいのではないか。


1.18
確かに、日弁連共産党が、小沢でっち上げ事件の時に、動かなかったのは、不思議であった。共産党は反小沢、日弁連は特捜政治案件には頭を突っ込まないそういう理由だったのかもしれないが、あれは、一代議士の立派な人権問題でもあったはずだ。日本において、最も困難な人権問題であった。

社会的弱者の人権救済と、社会的強者の人権救済は、大きな差がある。荻上チキは前者の視点でTBSラジオで生き残っている。社会的強者の人権救済、人格攻撃の否定、尊厳の回復は、ある意味、革命的なものでもある。モルシの尊厳の回復は何を意味するか?宇都宮さんはそういう弁護を体を張ってできるか


マック赤坂が「お・も・て・な・し」初公開 プレ政見放送2014|日仏共同テレビ局フランス10 http://www.france10.tv/ja_news/mac/ @france10tv
5分36秒。泡まつ候補を自覚しつつ意気込みを語る。不快感を催すので全部見る必要はないがマック流スマイルは勉強になる。



1.19
細川氏、安倍政権への懸念強調 都知事選で政見 
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/201411801002303.html
細川氏政見は、安倍政権が進める原発・エネルギー政策に加え、TPP交渉参加や集団的自衛権の行使容認、特定秘密保護法制定を批判。中韓両国との関係悪化も非難。「都市間外交」の積極展開も打ち出す。


これを素直に読めば、TPP、集団的自衛権の行使容認、秘密保護法を「批判」、中韓関係悪化も「非難」と読める。ここまでやっているんだから、宇都宮さんと一本化できないのかねえ。安倍は旧来の自民党ではなく「西松事件後」の現在の政治は平時の政治ではない。翼賛化に全野党で対抗しないと勝てない


私もリツイートしたこの写真が、数日前から、激しくリツイートされている。
https://pic.twitter.com/7YXaTUkeFS
都知事選前に、何が日本にとって本当に大切か、五輪のお祭り騒ぎ、経済発展か、それとも、正にこの場所から日本を取り戻すことなのか、そういう問いを噛みしめる写真になる


純一郎、これからが、本当の政治家の、ステイトマンの道、ロマンの道だ。小沢も本気印で応援するぞ。 RT@bayeuxdaphne"1700万円の顧問報酬も剥奪、財界が小泉のシンクタンク兵糧攻め" http://feedly.com/e/u3N8MlZQ


財界からの支援などなく、政治家の道、ステイトマンの道、ロマンの道を生き抜くためには、マック赤坂の姿が参考になると思う。彼の精神的強靭さと、狂わないバランス感覚だ。それは、メイクスマイルに秘訣があると、最近思っている。細川、小泉、小沢は、是非、これで戦い抜いてほしい。


1.20
南相馬市長選】 「脱原発」掲げる桜井勝延氏が再選 http://huff.to/1dWgGiE
桜井氏は「震災と原発に殺された多くの人々の悔しさを国と東電に伝えて闘い続ける。南相馬から一緒にこの国を立て直していこう」と呼びかけた。


小泉親子が、足並みをそろえているのが、それが、靖国にこだわる安倍政権の倒閣運動として、脱原発を「だし」にして米国からの要請を得ているのか、それとも、今後の日本のための、本気の政治行動なのか、それは、どのくらい彼らが官僚、財界から追い込まれるかで、ある程度、測れると思う。


1,21
都知事選】 脱原発市民団体 細川氏一本化へ  http://tanakaryusaku.jp/2014/01/0008606 @tanakaryusaku
「代表世話人鎌田慧氏は「宇都宮陣営との水面下での交渉はまだ続いている」と重ねて強調」水面下でしかるべき立場の人が坂本竜馬になってほしい。


1.22
原発禁句要請 ピーター氏の生告白が反響
http://www.j-cast.com/2014/01/2119463.html
ピーター「ラジオはリスナーの、テレビは視聴者のためにあるというのが僕の基本姿勢で崩したくない。だが日本の放送界は全体的に、視聴者のためというより局の利益のためにあると思っていると感じることがある


都知事選】 細川氏 「原発こそ最重要争点」 http://tanakaryusaku.jp/2014/01/0008623 @tanakaryusaku
「高齢(76歳)について聞かれると、「不条理に対して戦う気力があれば老いることはない」。元首相は残りの人生すべてを脱原発にかける」
/本物じゃないかと思う。


都知事選】舛添氏原発政策質問され怒る http://tanakaryusaku.jp/2014/01/0008615
筆者が原発政策について質問すると舛添氏は目をむいて怒った。「あなただけが記者会見を独占しちゃだめですよっ」と
マスコミ記者が原発政策に関して質問しないから筆者が聞いただけなのだが
/細川と正反対


細川のような本当の日本人なら、国土を永久に汚し続ける、あるいは、すでに取り返しのつかない汚染をもたらした、原発という魔物ものを、とにかく成敗すべきと考えるだろう。当然といえば当然であり、誤魔化す余地はない。ここに日本という土地、長い歴史性に、真に根付いた政治家かどうかの違いがでる


1.22
完全に、脱原発票田をめぐって、細川陣営と宇都宮陣営で、奪い合いになってしまった。双方の毀誉褒貶合戦が、ツイッターで繰り広げられるのを、選挙当日までみなくてはならんだろう。脱原発陣営内で内戦に持ち込み、近親憎悪で疲弊してゆくのだけは、見たくなかったのだが、見なくてはならなくなった


1.24
小沢氏、東京都知事選挙細川護熙氏を応援 「原発のあり方についての結論は、経済政策を上回る大きな問題」 http://wp.seikatsu1.jp/activity/press/20140121ozawa-interview.html
小沢一問一答。NHKの次にIWJの質問を受け、きちんと答えている。


小沢インタビュー「特に、首都圏はなんといったって、4000万人か、日本の人口の3分の1もいるわけだし、東京は東電の筆頭株主でもあるし、そして一番の電気の消費地でしょう。だから、あらゆる意味で都民が、真剣に深刻にこの問題は考えるべきだと思う。」


小沢一問一答「脱原発という原発の今後のあり方についての考え方、これは事故を起こした、あるいは起きた国、日本ということでなおさらだけれども、ちょっと大げさに言うと、この原発を継続するかどうかということは、人類史的な問題だと私は思っている。」


小沢一問一答「どんどん新興国原発を作ると言って、あるいは安倍内閣は原子炉の売り込みまで一生懸命やっているが、世界中どんどん原発が出来てしまったらどうするのか。何かあったら地球全部汚染する。その意味では、非常に大きなテーマ。そこの物の考え方、これは一致しているということである」



小沢一問一答「小泉氏も党派は別にして、日本に原発は必要かそうでないかという二つのグループでやるという言い方をしているのはそういう事ではないか。経済政策のやり方としては、賛成はできないが、それどうであれ、原発がひどくなってしまってはどうしようもないでしょう。経済政策もへちまもない」


小沢一問一答「だから、それ(経済政策)を更に上回る、私は大きな問題として、出来るだけ早く、この原発事故は、そして原発のあり方についての結論は出すべきであると思っている」


小沢氏の、原発問題に決着をつけることは、新自由主義共産主義かといった経済政策を「上回る」、人類史的な問題であるという視点は、納得がいくものである。右か左か、戦争か平和か、武器が売れるか輸出できるか、赤字か黒字か、札束で力を誇示できるか、そんなことよりも、重要な課題だということだ


マルクスの時代には、原子力は発見されていなかった。今は、経済‐政治の軸よりも、さらに上の、経済活動、人類活動を可能にする自然と政治の軸が、上回るだろうという歴史認識である。原発依存か脱原発化は、反共か共産かという右左の軸よりも深刻な、時代から回答を要請されている軸だということだ。


小泉の細川応援演説とオンカロ(映画全編)
http://onodekita.sblo.jp/archives/20140124-1.html
小泉、年を取ったが元気だ。途中で倒れんでくれと思う。言っていることは、ごくまっとう。私の価値感と同じことを彼が言うとは意外である。マスコミマジックがない中、どこまでゆけるかだろう。


小泉純一郎「調べたら、日本のオリンピック招致委員会は、原発なしでもできると文書で書いていた」「世界銀行も国連も、原発は援助はしないともう言っている。日本のマスコミは報道しないが。そこを、日本政府は売り歩いている」


郵政民営化を、一人、変人といわれながら、延々と説いていたときの小泉に戻っている。細川は、年は隠しおせんが、ガッツは感じさせる。彼ら2人の奮起を、爺さんたちの末法くさい話とみるか、日本の頂点をみた政治家2名の、叡智の最後の叫びとみるか。


偽太陽神(原発依存、中毒)から、太陽神(自然、再生エネルギー)へというのが、細川、小泉の言っていたことである。これは、ヨーロッパの主流の流れであり、末法くさい話ではなく、現代の最先端の要請でもある。これが、太陽神の「日の丸」を本来の象徴として、新生日本が、取り戻すことでもある。


1.25
原発がどんなものか知ってほしい」= 二十年間、原発の現場で働いていた平井憲夫の遺言
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/227.html
不肖、福一事故後にこの平井遺言に接したが、私はこれで、原発という代物が、事故を起こさなくても、人間社会が使える技術ではないと判断できるようになった。


原子力発電を許容するなら、それは、すなわち、安全性について嘘の説明、洗脳をすること、それを受け入れる、騙される労働者という人間存在の必要性を主張すること、つまり、社会的な差別、搾取を許容することになる。経済的な搾取以上の、奴隷的なだましと搾取である。


結局、そんなこと(原子力発電)を、電力のために、東京のために、経済のために、金の力と情報の壁と、さらに問題を告発するものへの人格攻撃で、耐震性もごまかして続け福一事故になる。そして、原発労働者と同等かそれ以上の外部、内部被曝が恒常化した環境に、国民自身が騙され置かれるようになる。



@ginzanico 女史が青森県庁で発見したこのポスターは、まさに、「偽太陽神」を造りだそうとするカルト宗教のポスターでもある。
https://pic.twitter.com/FJOxpgg5f6
核融合エネルギーで地上に「太陽」をつくる 核融合型原子炉を青森県へ」
これにどれだけ血税が注がれたか


風の谷のナウシカは、原子力と、その破壊力、毒性を、非常にリアルに象徴しているアニメだと思う。巨神兵という人型人工生命体を、作り利用する者どもは、特に、偽太陽神をつくりだし利用しようとする者どもに重なる。それは、人間が管理できる代物ではなくなる。


原子力発電という所業のイメージ。巨神兵の卵を運ぶ労働者と、それを命令するもの


1.26
脱原発を、政治家が妥協なくいい続けることは、かなりのリスクと勇気と、ロマンがいるだろう。既得権から、特捜からも、総攻撃にあうだろうから。でも、これは、誰か、政治家がやり遂げないと、その姿をみせつづけないと、変化が始まらない。


1.27
原発は、元首相級が、10人ぐらいかかって、やっと止められるぐらいの代物だと思う。この流れなら言える。自民の歴代総理、小泉と一緒に懺悔行脚をしろ。ついでに、経済産業省元次官たちも、福一いいかげんでしたと名乗り出て改心しろ。


原発労働者をおおっぴらに認めるということと、お国を守るための慰安所労働婦を認めるということ、勝手に拡大した「生存圏」死守のために、遠方戦地に兵站無視して、餓死前提で、兵士を送り込むこと。こういうことを是とする者が、本来、戦後に裁かれるべきであったのだ。名誉回復する必要はなかった。


これはテレビ放送禁止なのか。RT @magosaki_ukeru
舛添氏と細川氏都知事選では、舛添要一が優位などと、今朝の朝日新聞が大きく報道していますが街頭演説での反応は全く違う。
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-1666.html


1.28
今回の都知事選では、細川、小泉という、これまで、日本のドミナントドミナントな勢力をになってきた者が、それも単数ではなく複数で、「脱原発」という、安倍の作りだしている空気を破ることを、大々的に言い出してくれた。「王様は裸だ」と、表街道で、元王様2名が言い出したのだ。


宇都宮が言っていることは、それぞれ素晴らしいのだが、多分、日本人が、「空気」に逆らって、それを納得して投票し、意思表示を示しうるまでには、今後70年ぐらい、徹底した民主主義教育が必要になるだろう。


これも重要な課題だが、今回、この複数の日本元トップが、脱原発一揆を起こしてくれたことは、民意の大勢を変化させるという点で、非常に効果があると思っている。脱原発は、待てない課題であると思う。


敗戦のあるがままの実態について、教育するというと、反日的という意見もでるかもしれないが、安倍のように日本人集団の弱点を隠ぺいし、表裏一体の美質に酔うことのほうが、はるかに反日的である。


敗戦のみならず、福一原発事故のようなことを、延々と繰り返すであろうということで、反日的なのだ。津波以外の原因検証をなぜしない?これ以上の反日はない。


1.29
IWJの細川・小泉、吉祥寺演説を視聴した。思ったより長く、瀬戸内寂聴の話も含め、総計1時間。第1声のカンペみながらやっと話す細川さんには、やや心配を感じたが、今日は、別人のように活気に満ちている。首相時の面影を感じる、滑舌のいい演説であった。小泉のバックアップがあってこそだと思う


小泉が、原発ゼロを宣言すれば、そこから企業も一斉に、そちらに向いて動き出すのだ、と言うのは、等を得ている。必要は発明の母であり、日本人はこういう分野での発明工夫については、かなりの潜在能力があるはずである。決断、方向転換は、早ければ早いほどいい


現在は、原発村の安易な現実論、現状維持論に、この日本人の、自然再生エネルギーへ向けての革新への、創発的な能力が、抑えつけられている。これを政治が開放し、未来に道をつけることだ。若者も含め、社会も、本来のやりがいをみつけ、活気がよみがえるであろう。彼ら2人のように。


Tokyo_yume http://ustre.am/19ETa
細川候補と最年少、家入候補の、ダダ漏れ会談 これも、革新的な中継だ。


純粋に利権のしがらみから離れた、政治家どうしの対話。引退した元首相と、引きこもりから抜け出した新人。いい対話だ。細川と小泉の男の友情もしびれるが、この純な新旧対話もいい。


1.30
想田監督が、宇都宮候補にどうアプローチしているのか、ニコニコ動画を見ようとしたのだが、画面が罵詈雑言のコメントの砂嵐で、見るに耐えず、コメント中止のボタンをいくら探してもみあたらない。ニコニコ動画に、嵌められていないか注意した方がいいと思う。メジャーメディアを甘くみてはいけない。


マスメディアの人物破壊というのは、マスメディアという既得権益、あるいは、すでに貴族社会といってもいいものだが、そこに参入してくるものを、陰湿に、超法規的に、排除するものである。「平清盛」とかみれば、昔から日本貴族がやっていたことだ。改革勢力は、それと智慧で戦わなければならない。


今こそ、池田大作は、天国からでも、たとえ地獄からでも、あるいは、現世にいれば選挙カーに瀬戸内に負けずに駆けつけて、細川応援演説をぶつべきだと思う。「創価」学会の名誉を取り戻すためには、絶好の、またとない機会だ。


新恭メルマガより「どうやら「舛添氏リード」はさほど当てになる分析ではなさそうだ。「原発はたいした争点ではない」というのも、自民党やそれを支持するマスコミ、有識者の危機意識から生み出された宣伝に過ぎないのではないか」 一昨年の衆院選もそうだったが、これに、有権者が流されてゆく。


1.31
都知事選で脱原発が争点になっているが、原発を動かして多大なエネルギーを得るというのも、事故や健康障害、核廃棄物についての合理的議論への「圧制」の上になりたつ電気浪費、収入増加の「愉快」である。またそれは、原発労働者の健康被害を絶えず誤魔化すという「圧制」も内部に必ず抱えている。


明治期からの愉快圧制派、外交放棄被害妄想マッチポンプ軍事国家派の石〇、田母〇陣営が、原発事故での健康障害を「圧制」的に否定し去る最右翼でもあるのは、偶然では全くない。内的必然性がある。脱原発候補が都知事選で勝つことは、「愉快な圧制」的父性を日本が「自ら」総括することにもなると思う


マスコミに普通の神経があれば自分たちの調査が間違ってないか、国民に間違った情報を流したのでは、とあわてふためくだろうが。


毎日記者は、その実感を記事にしてほしいですね。本人に聞くだけでなく、我々の調査が時代遅れなのではないかと自問してもらいたいし、新聞記者ならそれが仕事。