2014年都知事選 ツイート録2

 選挙選中盤2月1日から、投票日前日2月8日、雪がしんしんと降った土曜日の夜12時までのツイートを記録しておく。独特の高揚感がクライマックスに達した雪の夜であった。

2.1
細川「世の中のおかしいことは、たくさんある。若者は、もっとガンガン戦っていいんじゃないか」

冷却水の8割が漏えいか…福島第一原発1号機の汚染水
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000020591.html
これほど無責任な事故処理方法はなかろう。原子炉冷却水を環境中にダダ漏れだ。

小泉「みなさんは、義理で来ているんではない、自らの思いできている」
こういう政治を、ステイトメントやるのは、小泉も初めてなんではないか。本来の意味でのBio-Politicsをみる思いがある。


細川と小泉が脱原発で立ち上がったのは、日本の新たなヒロイズムにもなると思う。子供たちにも範を示しうる、福一原発事故後の、


物語り得る人物像、日本人像としてだ。その裏に、利権がからんでいると見る向きも、もちろんいるだろうが、それを乗り越える何かを、その人物像にみいだせるかどうかだろう


政治の世界が、学問の世界と異なる部分は、議論だけではなく、このヒロイズムが入ってくる。不確定な部分をのりこえて、人間社会が前に進む思い切って前に進む場合、ある断崖絶壁を乗り越えないといけないが、そこに必要になる何かでもある。これを否定すると、社会全体を動し再組織化する力が失われる


まあ、学問の世界も、一種のヒロイズムはあるといえばある。小保方さんの「ストレスで細胞が初期化できる」という常識破りの着想を、「必ず実現できるものだ」とたった一人、闇の中で何年も泣きながらも、担い続けるようなヒロイズムだ。真に革新的なことをやる場合、議論を超えたこのヒロイズムがある


細川、小泉では「原発がなくても、成長はしていける、むしろゼロと方向を政治が決めた方が、一斉に人々が、企業も含めて動く」「壮大な事業だが、世界の取り組みをみれば、決して実現不可能ではない」「原発事故を経験した大都市東京が世界に示せば、他都市の範になる」という確信の担い手としてだ。


彼らのヒロイズムに、あとは、国民が共鳴し、協力するか。それは、山中や小保方のような革新的な発見を確信している研究者に従って、協力をおしまずに共同研究してゆくか、そういうことである。試行錯誤ではあるが、それをも乗り越えていく覚悟を示せるかだ。福島の爆発はそれを促すものであると思う。


@morihirotokyo @J_Koizumi_Japan
今回、脱原発を旗印に、意を決して都知事選に立ってくださって、本当にありがとうございます。お2人にローエングリンの序曲を謹呈いたします。
http://www.youtube.com/watch?v=WwcCaUFGu2U
是非、後半戦も頑張ってください


2.2
金曜官前参加者 「脱原発したいなら小異捨て大同に」 http://tanakaryusaku.jp/2014/01/0008671 @tanakaryusaku
このまま投票日を迎えるようなことになれば、喜ぶのは原子力村であり、安倍政権である。強敵を破るには「国共合作」「薩長同盟」しかない 【公示前から同感】


@morihirotokyo @J_Koizumi_Japan
毎日お疲れ様です。ツイッターを情報拡散だけでなく、国民の確実な政治的行動に結びつけるためにも、後半戦、一人でも多く、フォローの手を広げてゆくといいと思います。フォローは、演説会場の握手のような効果があるはずです。


私は、この国家のリヴァイアサンの部分、佐藤栄佐久も葬った特捜検察の問題を明確に意識し、「道理と根気」で正面から向き合い抜くことのできる人物と、その共鳴者たちでないと、脱原発は成らないと思っている。


細川陣営うぐいす嬢、「写真撮影してくれ、ツイッターフェイスブックで投稿、大歓迎でございます」と。桝添陣営と極めて対照的だ。無視されるマスメディアに対抗し、ネットメディアを確実に意識したアナウンス。


<核最終処分場>小泉発言機に急加速 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140202-0000004-mai-pol
伴氏「有識者会議で議論されていない内容を閣僚会議で決めた」と批判
経産省幹部「反原発への動きを抑えて都知事選をやり過ごすには、処分場選定を急ぐ姿勢を見せることが大切。実現可能性? あるわけない」


原発は援助しない」世銀と国連が表明
http://www.afpbb.com/articles/-/3004099
キム総裁「集まった資金は新エネルギー開発にのみ使用する」と明言
原子力国家間協力は、非常に政治的。世銀グループは原発支援には関与しない。原発は今後もあらゆる国で議論が続く、たいへん難しい問題」


龍作レポ   
南相馬桜井市長「放射能を恐れて物が入って来なくなった時、佳代子夫人がガソリンや物資を運んでくれた。だから私はここに来ている。細川さんは命の大切さを知っている。脱原発とか甘いことじゃない。棄民化された時、命を守ったことはお金では買えない。一人ひとりを大切にすること」


【龍作レポ】先ず舛添陣営が街頭演説を行った。安倍晋三首相、公明党の山口那津夫代表らが応援弁士として立った。舛添氏、安倍氏らが乗ったのは公明党街宣車である。

リピート「舛添氏、安倍氏らが乗ったのは公明党街宣車である」


【龍作レポ】舛添陣営の1時間余りに渡る街頭演説会が終わると、司会者の丸川珠代参院議員が「マスゾエ・コール」を呼びかけた。「マスゾエ」「マスゾエ」…丸川議員が右手の拳を振りながら呼びかけるが、聴衆は反応しない


【龍作レポ】細川陣営の街頭演説が終わり、警察の通行規制が一部解かれると、交差点の向こう側から聴衆が細川氏に向かってなだれ込んできた。人々は殺気立ってさえいた。原発を止めてほしい一心だ。・・多くの人々が危機感を抱いているのだ。脱原発有権者の誰に聞いても「一本化すべき」と答えた。


本日の、南相馬市桜井市長の細川応援演説。これは、歴史的な演説であると思う。
http://www.youtube.com/watch?v=X5rkGNmgpfg&feature=youtu.be

なぜ、巨大資本の犠牲者の代表ともいえる彼が、共産党候補の応援に入らず、他ならぬ細川の応援に命がけで臨んでいるのか?それを共産党員は自問してほしい。


南相馬桜井市長が、国から見放され独断で市民の避難を検討した3月16日に、泉田知事が、新潟県南相馬市市民を全部受け入れると表明していたとは、初めて知った。
桜井「私は、天からの神からの言添えのようにうれしくなった。命を守るのが政治家ではないんですか」


2.3
脱原発」はほんとうに争点なのか――トリックアートとしての都知事選 | ポリタス - 「東京都知事選2014」を考える http://politas.jp/articles/57
少なくとも、近隣への外交的態度は、細川が演説で言っていることは田母神とは正反対であり、その点修正が必要である。


学習院、遠藤教授の論は、小泉が脱原発を挙げて、立候補しているのなら、賢しらに裏をかいて解釈しようと思えば、一つの解釈として読めるが、最終的な実権者は細川である。この点の配慮がない。是非、都知事選は別にしても、遠藤教授にも南相馬桜井市長の都民への訴えを傾聴してもらいたい。


南相馬桜井市長の「プロテスト」
http://www.youtube.com/watch?v=X5rkGNmgpfg&feature=youtu.be
これは本物の「プロテスト」だがこの訴えに、日本の首都、東京がどう答えるのかが、争点なのである。完全に無視をするのか、聴いている振りをして結局、無視するのか、本当に受け止めて行動として示すのかだ


【特区問題】都知事選挙でクローズアップされてきた「国家戦略特区」とは | 奈須りえ・前大田区議会議員
http://nasu.seikatsusha.me/blog/2014/02/0/6011/
/よくまとまっている。確かに、この問題について、細川がどういうスタンスなのかというのは、気になる所ではある。


奈須「今後の規制緩和が、内閣総理大臣が任命する、竹中平蔵氏をはじめとする民間有識者で占める「国家戦略特区諮問会議」「同区域会議」にゆだねられる。規制緩和を求める企業等が提案し、規制緩和を推進したい民間議員が決める、竹中氏が言うところのミニ独立政府ができたことになる」


奈須「ミニ独立政府と呼ばれる「国家戦略特別区域会議」がこの国家戦略特区について大きな権限を持つわけだが、この国家戦略特別区域会議のメンバーとなる都知事の果たす役割は大きいと考える」細川は、特区について「活用する」「いいものはいい、悪いものは悪い」と。もう少し具体化できればいいが。


多分、細川が特区問題について、細川的な方向性を打ち出せば、宇都宮と一本化できるのではないかと思う。これは、夢だが、だが、実現可能でもなかろうかと思う。小泉が、以前みずからもかかわった「構造改革特区」ではなく、「脱原発」を一丁目一番地に置いていればだ。


だから、裏を勘ぐれば、非常に複雑である。細川の裏に新自由主義をみるならば、宇都宮の裏に、脱原発候補の相討ちを図る東京電力をみることもできる。細川、小泉の裏には東電はいないし、宇都宮の裏には竹中はいないだろうが。
結局は、選挙というのは、人物に賭けるという所がある。


1号機の冷却水が、だだ漏れだった件は、汚染水タンクのヒビなんていうニュースに比べれば、何十倍も深刻なニュースだが、テレビみる分は、全くわからない。橋下の自爆ニュースばかりだ。五輪招致前の報道規制と同じように、都知事選前の規制が確実になされている。愚民化とはこういうことだ。


2.4
岩上さんが、宇都宮候補を応援するのはいいにしても、細川・小泉のネガキャンを流すのはどうも解せない。相手違うんじゃないか。それとも、マスゾエ攻撃より細川攻撃の方が、宇都宮票に結び付くと直感してやっているのか?内ゲバは、かく起こると思いつつみている。


岩上さんは、本当に宇都宮候補を都知事にできると見込んでやっているのか、それとも、それはできないことはわかっているが、小泉的なものに対して善戦、あるいは、勝利することを目標にしているのか、それとも、愚直にいい政策だから応援しているのか。いずれにせよ善戦できて良かったで済ますのか。


今のような罵詈雑言を乗り越えて、薩長同盟は成ったのだと思う


現役芸能人も、キャスターたちも、細川支持を名乗り出すのは、死活問題になるぐらいの覚悟を要するのではないか。宇都宮支持の方が、風圧は弱いと思う。


忌野清志郎が生きていれば、今、この舞台で、絶対何かやらかしてくれただろう。


「ロック」というのは、本来、そういうもんではなかったのか。今逆に、クラシック愛好家のベートーベン細川と、ワーグナー小泉が、本物のロックをやっている。


@cohen_kanrinin 55年体制ロックというか、檻の中で強がって暴れているだけというような似非ロックと、本当に檻を見定め、壊しにかかっているロックの違いのようなものが、あると思います。泉谷と忌野の違いみたいなもの。今回の都知事選もそういう所がありますね。


一応、「55年体制ロック」の檻の番人は、日本の超法規的な排除のシステムである、特捜検察、マスメディアである。彼らが、原発の安全基準に厳格にこだわろうとした前福島県知事の佐藤栄佐久知事や、官僚や米国から日本の政治を取り戻そうとした小沢一郎を人物破壊し、無力化していった。


「国家戦略特別区域会議」が、実際の特区行政の中心になるようだが、そこのメンバーに都知事が入る。特区を活用するというなら、細川が、そこに入って、どのように弱者への防波堤と経済振興のバランスをとってゆくのかだろう。


宇都宮がなっても、戦略特区として国が指定してくれば、その会議のメンバーにはなるわけか。会議の最終決定権は、どこにあるのか。多数決なのか、国が都の上にたつのか、都知事に拒否権があるのか。


もし、「国家戦略特別区域会議」において、都知事に拒否権がない、あるいは、多数決であるということになると、宇都宮がなっても、あまり変わらなくなるかもしれない。


国家戦略特別区域法
http://www.shugiin.go.jp/itdb_gian.nsf/html/gian/honbun/houan/g18505018.htm

これをみると、会議の構成員は、担当大臣と自治体の長、が2元的に選任してゆき、基本は全員一致制。だが、「庶務は内閣府」となっている。


2.5
戦略特区指定の方針まとまる 
NHKニュース http://nhk.jp/N4Bg6FhI


覚醒剤依存症から、立ち直るのも、覚悟の問題。薬による愉快とイリュージョンを捨てるかどうか。


細川が今、ついに、小沢一郎と全く同じ場所にたどりついている。マスメディアに向かって、公然とプロテストを始める場所だ。ここまで至る政治家が、本当に国民の味方なのである。間違えてはいけない。是非、彼には、ヒーローとして生還してほしいと願う。


白川勝彦 「争点はただ一つ」http://bit.ly/1bt6xd4
共産党社民党は、何十年前から反原発と訴えてきたが54基もの原発を許し、いままた安倍首相の再稼働を許そうとしている。それが現実。この前面に立ち塞がり、これをストップさせようとしているのが細川・小泉連合。


SUGIZO「両親がオーケストラ(東京都交響楽団)の団員という音楽一家に生まれ、3歳の頃からヴァイオリンを学ぶ。篠崎功子に師事。本人曰く、「ロックが好きになった時は、親と大喧嘩してました」とのこと」LUNASEAからXJAPANを経由しているギタリスト兼バイオリニスト。いい人材だ


湯浅さんは、元派遣村村長の宇都宮さんではなくて、細川支持表明のようだ。


「世界」明日香論文より
原発村が省エネ、再生エネを妨害
http://www.cneas.tohoku.ac.jp/labs/china/asuka/_src/sc295/90A28AE8AF18De201294N48C8E8D86.pdf

福島原発事故以前は、「日本では原子力があれば省エネも再生エネも不要」という一部の政府関係者やエネルギー産業界の勝手な理屈によって、実質的な温暖化政策がストップさせられていた」


小泉の長年の選挙経験からくる感触は、大新聞世論調査と同等かそれ以上に信頼できるような情報ではあると思う。本来は、この政治家の感触と大きく離れた世論調査について、新聞社が大々的に検証するべきだが、そんな当たり前の仕事もできないほど、新聞社は報道機関として堕ちに堕ちている。


2.6
脱原発候補統一求め 「大事な大事な別れ道」  http://tanakaryusaku.jp/2014/02/0008705
むの氏は戦後の大衆運動が盛り上がっては分裂、崩壊した歴史をふりかえった。2.1ゼネスト、60年安保、三里塚、「数々の闘いをやってきたが、民衆のほうが負け。息が切れてバラバラになっちゃった」


細川さんが、特区ブラックについて、もうちょっと踏み込むとといいと思うが、特区問題については、まず、都知事レベルで指定拒否できる権限があるのかどうかが、一つ疑問である。拒否できない場合、地方自治体長の見解が骨抜きにされる仕組みが、法の中にすでにあるのではないか。(庶務は内閣府とか)


この辺に陰険なしくみが仕掛けられているのではないかと疑ってしまう。それは、小沢一郎最高裁の事務部門の統括する検察審査会で、事務過程不明でブラックな審査を受け、強制起訴に至ったのをつぶさにウォッチしていれば、当然、疑いたくなる問題である。


2.7
やっとコメントしてくれた。 RT@morihirotokyo
(政策に以下を補足追記) 国家戦略特区については、雇用を守る方向での活用を考えています。昨年成立した、解雇規制の緩和、いわゆる「解雇特区」については、慎重に検討するべきです。(2/6追記)#細川護熙


これは、正直、細川、小泉さんに見習ってほしい。RT@utsunomiyakenji スタッフ 本日フォロワーが50,000人を突破!フォローしてくださっている皆さん、ありがとうございます。宇都宮けんじは、全員にフォロー返しをすることにしておりますが、1日にフォローできる数に・・


よしあしは別にしても、ツイッター左翼界での折伏のうねりは、宇都宮陣営が圧倒している。私も、細川出馬情報の前に宇都宮フォローしたら、フォローして頂き、細川支持発言しているも、まだ続いている。もう少し、細川陣営は危機感を抱いて欲しいし、ネット選挙が利用できておらずもったいない限りだ。


以前から、共産党関係者も、臆せずにツイッターを積極的に利用して、発信している。A層、B層ではないが、ネット利用層、ツイッター利用層の特徴を把握して、党をあげて、地道に戦略的にやっているんだと思う。選挙は、街宣のみならず、メディアをどう生かすか、利用できるかが大きい。あと、2日だ。


宇都宮君には、明日がある。中高生もネットで応援するようになった。きっと、フォローしてあげているのだろう。だからこそ、今回は、脱原発大義を政治的に通すために、禅譲してみないか。艱難辛苦の脱原発は、槍でも鉄砲でも持ってこいという覚悟の細川に任せ、その次を、狙ってみないか。


田母神の語る歴史の事実認識も、放射能の有害性の理解度と同じレベルであろう。無視と誇張の塊である。それは、百瀬、石原、そして、安倍も、同じだ。


それは、日本神国論の根拠が、国学の解釈学にあり、科学的批判精神とは無縁だからだ。田母神、石原、安倍らは、この揺りかごの中から、国民に向かって叫んでいるのだ。


@YoAsash 私もこれで驚き、宇都宮さんの政策集みてみると、脱原発は5項目中3番目で、暮らしや経済に比べれば、優先度はかなり低いとみていいと思います。@tomosekineさんが、さらに宇都宮陣営に確認されていますが、どうも、はっきりしないようです。


こうなると、脱原発を本気で考えるなら、細川しかないということだろう。それに対して、宇都宮さんは、暮らしや働き方が最優先課題。まあ、細川も、「強欲資本主義」という言葉を使うことから推測されるが、新自由主義的路線に対しては批判的だとは思う。


2.8
IWJ号外が、何本かはいっていたが、それをざら見する限りでは、特区指定を都知事が拒否できるのかどうかはわからなかった。宇都宮政策集には、「特区申請はしません」とあったが、特区は、申請性なのか、指定性なのか。国から指定された場合は、どちらが優先されるのか。


マスゾエが、女性は生理の時は普通ではないから、政治家には不向きだと言ってたが、あるツイートでは、男性も〇っ〇時は普通でなかろうと。意味深である。ある意味、今の安倍外交は、対話なしの〇っ〇外交で、ハニートラップならぬ尖閣トラップにどっぷりはまり、嵌められたことを気持ちよがっている


嵌められて、ますます、〇っ〇外交にはまってゆき、今は、もう外交が軍事戦略になっていて、〇っ〇したのを、どうしてくれるか、早くしろ、とまでなっている。
フロイトは、男根期固着ということを言っていたが、数、強さ、大きさで周囲を圧倒、支配する快楽への固着だ。日本外交の、今である。


一般的に、女性が政治家になる場合、ヒステリー性格には、確かに注意が必要だと思うし、男性が成る場合には、この男根期固着が、問題となる。男性でも、女性でも、成熟した人格者がなれば、問題はない。


『男根期性格(phallic character)』
http://digitalword.seesaa.net/article/127119047.html政治家の主張を見る場合、その政治家の言葉による政策も大きいが、その政治家の性格、つまり、男女関係のつくり方をしっかり見極めた方がいいということだと思う。その点、細川は理想的である


政治家の言葉だけをみていると、騙されると思う。いくらでも、菅や野田、安倍をみていればわかるが、公約はいくらでも反故にできる。当選後、約束を実行するかどうか、それは、政治家の、これまでの人格が信頼できるものかどうか、ただ一つ、これにかかっている。百花的な巧言政策集は誰にでもできる。


こんなに盛り上がった都知事選は、これまでなかったんじゃないか。投票率は、雪が残っていても、結構上がると思う。今回は、ネットメディア対マスメディアとの戦いでもある。細川、小泉が、遂に「マスゴミ」呼ばわりをしだしたのは、非常に大きい。今回のおかげで、全世代に渡るマスゴミ覚醒が起きた。


特に、NHK経営委員の粗相発言が、弾丸のように重なり、百瀬が確信犯的に田母神を応援するような暴挙にもでた。私の中で西松事件時から地に落ちていたNHKの信頼は、これで、やっと日本の「空気」としても地に落ちてくれたと思う。受信料不払いの大義も、自ら作ってくれた。


しかし、NHKの信頼が地に落ちているように、日本という国の信頼も、世界の中で地に落ちている、というか、「お前、狂ったのか、自分で立ち直れるのか?」ぐらいの態度保留な眼差しを、今回の都知事選で、ヨーロッパも、アジアも、アメリカも含め、日本に注目しているように感じる。


私が都民なら、槍が降っても、鉄砲玉が飛んでも、投票にいく。本来、そのくらいの覚悟から、国民主権が勝ちとられたのた。雪ぐらい、何でもない。それは、今日の立ち会い演説でも、細川は示してくれた。ここで日本人が主権を勝ちとれるのかどうか。


DOMMUNEなるサイトで、サングラスをかけ、オレンジの首巻をした方が、熱っぽく語っている。座間宮がれい氏のようだ。一本化にむけての動きはあるにはあるでいいが、双方支持している有権者がいるわけだから、しっかり候補者の対話が必要だったのに、そういう動きが足らなかったと批判。


今回の宇都宮選挙は、前回の選挙と、まったく異なる盛り上がりがみられたのではないか。それは、急ごしらえの細川陣営もそうだったが、ネット選挙の醍醐味が、存分に発揮されはじめたのだと思う。ネットが、民主主義を発展させる可能性があるという意見は、私も、ずっと前から持っている。


細川支持者のサークルに比べると、一世代も二世代も差があるが、宇都宮陣営に集まる人々を、甘く見ないほうがいいとは思っている。世代間格差というものを心底味わっている、あるいは、自殺率は今、20から30代が上昇傾向にある。


就職氷河期が固定化して、細川世代からは想像できないような、就労環境の厳しさを体感している、そういう若年層が、大量に東京にいるのだと思う。目の前の労働環境の厳しさ、先の見えなさ、家族も作れず、マスコミも信じられず、ネットにかじりつく。


そういう方にとっては、宇都宮はstrong.な救世主にみえるかもしれない。また、前回選挙では「東京なのに宇都宮、弁護士なのにけんじ」というコピーしか知らなかったが、今回の選挙では、確実に、強力な、演出家、プロデューサーがいる。その世代へのネットやデザイン、コピーを駆使している。


この隔絶された世代間対話が可能なのかどうか。これが、中道から左をうまく、一人の政治家、トップがまとめてゆくためには課題になるだろう。家入と対話している細川をみていると、その芽、才能は十分あるように思う。ただ、今回は、時間と余裕がなかった。そもそも、アクシデンタルな選挙だった。


細川が、小泉の操り人形で、脱原発は騙し絵、本当は、特区導入がねらい、等したり顔で言う識者がいたが、それなら、あの郵政選挙のように、もっとマスメディア、大新聞が応援し、NHKもニュース7枠で、大々的に演説を流すなどの広告業界の動きがあるはずだが、逆だった。むしろ、タブー扱いだ。


これも、逆の意味で、世代間対話の欠如が問題だったのかもしれない。若者世代があまりに、小泉や、細川などの存在を、レッテル張りで眺めて、邪推してしまっていた。彼らの態度、演説、あるいは、応援演説者のすごみを、しっかり見届けずにだ。


最後には、細川は大資本の巣窟であるマスメディアを公然と批判しはじめた。これは、宇都宮では決してできないレベルの、本当の資本との厳しい戦いを覚悟していることを示す芸当なのだが、「特区導入が本音」と、したり顔でいっていた人々は、これをどう説明するのか?


本来、政治家は、企業のために動くのではなく、国民のために、主権者のために、仕事をする代議士である。今回は、細川、小泉も、確実に、その初心に立ち返った選挙をやっていた。だから、生き生きしていたし、聴衆も真剣であった。


それは、宇都宮もそうだったろう。田母神も、別次元でそうだったかもしれない。ただ、マスゾエだけが、国民から離れ浮いていた。そして、彼を、公明党選挙カーの上から応援しているのは、安倍晋三である。そういうことが、判明した2週間だった。 


泣ける写真だ。RT素晴らしいです。RT @rintaro_ukon @hrk7072 『星降る東京駅』 仕事帰りに撮影してきました^^ 少々先ほどのもの現像の仕方をかえました♪ 私はこっちが好きです^^ #ファインダー越しの私の世界
http://pic.twitter.com/Em5lSarFzj


東京頑張れよ。この機に、新しく、生まれ変わってくれよ。期待してるぞ。