紹介「健全な法治国家のために声をあげる市民の会」

 ネットがあったからこそ、わかる情報があり、分かったからこそ、起こってくる感情がある。ブログ開始当初のHIS証券野口氏のこともそうだが、この数年「政治と金」というレッテルで攻め立てられてきた小沢一郎、元民主党代表の件が、私にとっては、気にかかる問題になっている。 リンクをつけた「健全な法治国家のために声をあげる市民の会」は、八木啓代という歌手が会長でやっている、ネットを場にしてできたような団体で、小沢事件に関しての特捜検察に対する、私の強い怒りともいっていい感情を、代弁してくれているところである。佐久間検事への告発状を出してくれてもいるのだが、これは、検事が事件化するわけはないので、また、国会議員が単独で介入するのもあからさますぎるので、どうしても、市民が告発しなくてはならなかったのだと思う。
 今は、田代検事にも、自分のしでかしたこと(検事の立場を利用した捜査報告書の、悪意のある捏造 証拠そのものが、ネット上でだれでもみれるようになっている)に応じた、それ相応の罪を負ってもらう必要がある、決して不起訴にするべき事案ではないということで、国会議員とともに国民会議を作ったり、新、滝法務大臣にも、申し入れを行ったりしている。八木代表の、音楽家らしいタイミングをがっちりとらえた、軽いフィーリングでの行動力と、倫理的な風格を持つ高い表現力に、感服しいてる。そういうことが多々あったので、最近、正会員になった。
 法治国家、あるいは、民主主義は、市民が絶えず獲得する意気込みがないと、制度の舞台裏を作っている官僚や、巨額の納税をしている大企業などの巨大なステークホルダーに、骨なしにされてしまう。「健全な法治国家のために声をあげる市民の会」は、そのための足場の一つである。