Japan has been caught in the trap of Senkaku now and this is similar to honey trap. Because his instinct of streching a rope is activated and manupilated, and it's for speciffic intereset of an American foundation, Heritage.


日本は、ハニートラップよりも何億倍もやっかいな、ほとんどの国民を中国への安全保障上の脅威の前に思考停止させる「尖閣トラップ」に嵌められたといえる。ハニートラップが嵌めるのは一人の男だが、未解決な領土問題を意図的に火種にするトラップによって、1億人以上の日本国民と、それに反発する十億人の中国国民がお互いの不信と敵意にロックされた状態になる。ハニートラップは、男の性欲をターゲットにして一線を越えた行動を仕掛けるが、領土問題を火種化するトラップは、人間の縄張り本能を賦活し、操作することによって、一線を越えた行動を起こさせ、近隣国の関係を特定の方向に誘導することができる。石原慎太郎という小説家上がりの夢見がちでお坊ちゃんな似非右翼が「種」になり、ヘリテージ財団での講演での尖閣買収宣言で火がつき、ご丁寧に、当時の野田佳彦首相が、中国に仁義を切らずに国有化したことに、このトラップが始まっている。その後の中国の日本企業の文字通りの焼き討ちを伴う反日デモ、実質の政府外交の断絶、さらに、最近は、中国がジャーナリスト数十万を集めて、「研修」と称して反日報道をするように誘導しているらしい。
 そんな、自らが引き金を引いた隣国の敵対感情におびえ、「尖閣が安保の適応範囲にある」と、米国に土下座してでも言ってもらいたいような、弱い立場に日本はなってしまった。馬鹿の限りである。こういう状況の中で、実質的には対米交渉であるTPPにせよ、米国との安全保障上の必要性から要求されている特定秘密保全にせよ、日本は冷静な判断ができなくなっていると思う。これこそ、トラップであり、その路線にはめられた結果である。米国は、この件で、日本から多大な外交上の利益を得ている。
現在、フジテレビでハニートラップというドラマをやっているようで、見ようかと思ってまだ見ていないのだが、是非、次回作は「尖閣トラップ」を是非ドラマ化してほしい。小さな、棚上げされていた領土問題を、大国にそそのかされて火を焚き付けられ、隣国との一触即発の状況下で安全保障上の弱みをつかれ、危機を煽られ、憲法の原則などという高尚なことなど考えることができなくなり、経済主権、自衛権、思想良心の自由を骨抜きにされ、チンピラ軍事国家化してゆき、世襲政治家、官僚がふんぞり返り、基本的人権をことごとく奪われた国民が重税と強制労働、大儀のない戦争への狩だし、テロ攻撃で、苦しんでゆくという悲しい物語だ。このくらい、ドラマとか、映画とかで、国民が自分たちの陥っている状況を、お茶の間ではっきりとみることができれば、また、日本の進路も違ってくるだろう。友情出演として、石原慎太郎野田佳彦にも声をかければいい。もちろん、最初の場面は、小説家右翼、石原慎太郎が、グレネードランチャーM203付M16を持って、小船で尖閣に乗り込もうとするシーンだ。
  

ネットゲリラ2012.9.18 石原閣下のやり捨て伝説
http://blog.shadowcity.jp/my/2012/09/post-1160.html


 当時は、石原の行動を問題として裁こうとする外交的バランス感覚が日本にもあったが、野田にいたっては、石原を制止するどころか、そそのかされて、尖閣を国有化してしまったのだ。イギリスメディアは、石原慎太郎のことを、ゴロツキ右翼(rogue of the right)といってケチョンケチョンにけなしていたが、それは、ヨーロッパが、こういう領土問題を刺激することで、いかに愚かな痛い思いをしてきたかという歴史を反映しているのではないか。



世に倦む日々2012.10.10  英エコノミスト誌の石原慎太郎批判 - 「右翼のゴロツキ」
http://critic5.exblog.jp/19191726/



 以前TBSラジオDIGで、右翼活動家、鈴木邦男が、公安職員に、「最近、おとなしいじゃないか。この件についてだまっていてもいいのかお前は。一発、暴れてみたらどうだ」とそそのかされるようなことがあったと話していた。愛国心を扇動して事件化して、自分たちの手柄、仕事にしようとする罠なわけだが、要は尖閣トラップも同じだ。石原慎太郎野田佳彦は、飛んで火に居る夏の虫をしてしまったのだ。



2013.2.7「日本の情報収集機関、公安警察とは何か?」
http://www.youtube.com/watch?v=k7TTI_H1l44
パーソナリティは江藤愛青木理
スタジオに、「一水会」最高顧問の鈴木邦男さんをお迎えし、公安警察とはどのような仕­事をしている組織なのかなどお話を伺いました。さらに元北海道警察釧路方面本部長の原田宏二さんに電話をつなぎ、警察組織の中でも公­安とはどのような部署なのか、お話を伺いました。





【参考資料】以下、私が過去に阿修羅に投稿した関連記事を、時系列で並べておく。特定秘密保護法が可決される勢いにある今は、一つのターニングポイントとなる時機とみて、まとめてみた。


1.韓国の挑発と北朝鮮の暴発
http://www.asyura2.com/10/warb6/msg/621.html
投稿者 sarabande 日時 2010 年 11 月 27 日 00:22:43: kYKXZZnG43LB6

 韓国の哨戒艦沈没事件のときに、リアルタイムで、日本のマスコミでは報じられない
ような客観的な情報、情勢を発信したサイトです。今回の、北朝鮮の砲撃についても、
マスコミが報じない韓国軍の行動や、国防相辞任の背景について、いち早く報じていま
す。この北朝鮮の問題などは、軍産複合体の挑発のもとでの、脚本、編集、放映にる、
大々的なコマーシャル(軍隊、武器の需要喚起)と見抜く主権者の眼が、必要なんだ
ろうと思います。

【河信基の深読み】
http://blogs.yahoo.co.jp/lifeartinstitute/42292907.html
南北砲撃戦 腹いせの過剰反応‏(中)

 例のごとく今朝のフジテレビ・ニュースショーでキャスターが「金親子が2日前に
現場にいた」からどうのこうのと真面目顔して捏造情報を流していたが、懲りないと
いうべきである。
 フジの「報道2001」(10月24日)は尖閣問題でも「水中に落ちた海保員を中
国船員がモリでついた」との石原慎太郎の反中デマ宣伝を流していたが、今度は反北朝
鮮デマ宣伝というわけである。デタラメを流しておいて謝罪も反省もなく、またデタラ
メを流すメディアに放送倫理など無きにひとしい。
金親子」云々は韓国保守系紙の中央日報の記事だが、韓国政府筋は「確たる証拠は
何もない」と否定しているし、韓国では一部反北団体関係者以外は「中央日報がまた」
と誰もまともに相手にしていない。朝鮮日報中央日報産経新聞のように情報機関
の情報を垂れ流し、結果的に反北親米諜報活動の宣伝紙と化していることは韓国では
衆知のことで、四十代以下の層で両紙をまともに読んでいるものはほとんどいない。

【中略】

 偏った日本のメディアは報じないが、韓国国会では韓国軍が北朝鮮が領海と主張す
る海域で異例の大規模射撃訓練をしていた新事実が明らかになり、「北朝鮮を意図的
に挑発したのではないか」「民間人が犠牲になった責任の一端がある」と李明博政権
を批判する声が野党から湧き上がり、危機管理責任を問われた金泰栄国防部長官が辞
任する事態に発展した。
 国会国防委に提出された国防部報告資料によると、北朝鮮延坪島砲撃4時間前の
23日午前10時15分から14時24分まで韓国軍は11種の砲でK-9高爆発弾など総3,657発
の西北海上射撃を実施した。射撃訓練は北の砲撃で14時34分に中止された。
 その後韓国軍が応射し、南北砲撃戦となった。

【後略】





2.野田は、APEC胡錦濤と何を立ち話したのか?
http://www.asyura2.com/12/senkyo135/msg/779.html
投稿者 sarabande 日時 2012 年 9 月 16 日 11:36:34: kYKXZZnG43LB6

本日、天木直人メルマガより、重要なことと思い、3文だけ引用失礼します。
有料なので、全文読みたい方は是非ご購読を。天木節が、毎日数本は読めます。


山口壮外務副大臣が13日の記者会見で白状している。

外相や首相が国有化の趣旨を十分説明しなかったのはまずかったと(9月
15日日経)。

APECの際、日中首脳会談が見送られたのは日本の責任だと中国外務省
の報道局長が語っていた(9月9日産経)事をあらためて思い出す。」


報道ステーションの日曜版で、APECの際に、野田と胡錦濤が立ち話をしている
カットが何回かでていた。胡錦濤が野田の真意をさぐるような、真剣な面持ちで
対面しているのに対して、野田は、仏頂面で、また、その場で適当に美辞麗句で
ごまかすようなことを言っているのではないかと思わせるような様子であった。
 野田は、これまで、しないと誓った消費税増税を決行するという嘘を国民につき、
小沢一郎議員の冤罪についても、法務大臣が指揮権を発動するというのに切り捨て、
多くの議員、国民の連日のデモにもかかわらず、安全性の担保されない再稼働を
容認し、法の趣旨を踏みにじる規制委員会人事の強行を行ってきた。
 これまでの国内向けの野田流二枚舌政治と同じ態度で、中国首脳、あるいは、
幹部と向きあっていたならば、おとなしい日本国民をこれだけ激怒させている野田が、
中国首脳をも激怒させてもしかたないだろう。天木氏のいうように、国有化するとして
も、その真意を戦略的互恵関係という中での選択肢として、野田が誠実につたえる
態度、一貫性があれば、事態はかわってきていたのではないか。短時間の立ち話では
そこまでは、説明などできない。美辞麗句で胡錦濤をけむに巻き、その後で、オース
トラリアにいったりして防衛宣言するなどし、相手を踏みにじったということであ
ろう。玄場も、要所でツボを踏んだ行動をする。アーミテージとか、ナイは、ほくそ
えんでいるのだろうか?
 時代を超える大局観なく、国民を導く誠実さのない愚相を頂いている日本の現状に、
これまでになく危惧をしている。
 




3.尖閣諸島石原慎太郎ヘリテージ財団
http://www.asyura2.com/12/senkyo135/msg/805.html
投稿者 sarabande 日時 2012 年 9 月 16 日 22:07:41: kYKXZZnG43LB6

http://d.hatena.ne.jp/rebel00/20120418/1334711376
ニュースの真相 4月18日

尖閣諸島を東京都で買い取る計画があるそうです。
発言したのは、もちろんあの石原慎太郎都知事
いやいや、またぞろ動き始めました(笑)

石原知事「文句ありますか」…尖閣の都買い取り
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120417-OYT1T00134.htm?from=top

米ワシントンを訪問中の石原慎太郎東京都知事は16日午後(日本時間17日未明)、米政策研究機関「ヘリテージ財団」主催のシンポジウムで講演し、沖縄県石垣市尖閣諸島の一部を都が買い取る意向を示した。
すでに民間の地権者の同意を得ているという。
都が買い取りを検討しているのは、尖閣諸島で最大の魚釣島と北小島、南小島の3島。知事は講演で、「東京が尖閣諸島を守る。どこの国が嫌がろうと、日本人が日本の国土を守るために島を取得するのに何か文句がありますか」と述べた。
(2012年4月17日09時13分 読売新聞)

【中略】


例えばこれ、ヘリテージ財団主催のシンポジウムの発言って、サラリと書いてありますよね?

ところが、ヘリテージ財団といえば、ブッシュ政権の政策を支えたシンクタンク
これだけで、もう正体がユダ米戦争屋のかなり危険な一派とお分かりと思いますが、
もっとハッキリ言えば、ヘリテージ財団は「ミサイル財団」の異名を持っています。

つまり、インチキMD構想をブチ上げ、日本にインチキPAC3を売りつけた方々です。

北朝鮮のインチキ人工衛星 VS インチキMD構想
http://d.hatena.ne.jp/rebel00/20120410/1334031424

彼らの商売は、ある地域の緊張を煽り、その地域のある国には攻撃型ミサイルを売り込み、
もう片方の国には、迎撃ミサイルを売り込む事。

要は、石原氏のような金で雇える俳優を、日本側・中国側にそれぞれ雇って、
緊張を演出する茶番劇を演じさせてる訳です。

すると、その茶番劇を見た人はどうなるかと言うと、
残念ながら、こうなってしまうのです!

都の尖閣購入計画 「よくぞ言った」都庁に電話100件 9割が賛成
東京都の石原慎太郎知事が都で尖閣諸島を購入する案を打ち出したことで、都庁には17日、尖閣購入に関する意見が午前中だけで100件ほどあった。多くは「決断に感激した」「国が動かない中、よくぞ言った」などと石原知事の方針を支持する声という。
都民の声の窓口担当者では「5台の電話がひっきりしなしに鳴り、9割ほどが賛成意見のようだ」と話した。
一方、土地購入を担当する財務局は「報道で初めて知った」と早朝から大わらわ。多くの職員は購入方針を事前に知らされておらず、「どこにどういう情報が問い合わせできるのか分からない。ニュースを確認している状態」(財務局職員)という。
同局によると、土地を購入する場合は都が改めて測量などを行い、予定価格が2億円以上で2万平方メートル以上の場合は、条例で議会の議決が必要と定められている。この場合、知事から「財産価格審議会」に価格が適正かを諮問、答申を受けた上で議会にはかることになるという。
産経新聞 4月17日(火)14時42分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120417-00000551-san-soci


あちゃー・・・って感じですよね?(笑)

こんな人が周りに居たら、実は石原さんはミサイル財団に雇われていて、
雇い主の指示に従って、従順に任務をこなしてるだけだって、
ぜひ教えてあげてください(笑)


以上引用
ヘリテージ財団というのがからんでいるのは、知らなかったが、
軍需産業にとって、領土問題に火をつけることは、立派な「営業活動」
であり、石原慎太郎は、日本の営業部長であろう。
まさしく、石原慎太郎は、国を売る人間である。
そうでないというなら、アメリカに頼らずに、ヘリテージ財団など頼らずに、
SPなしで中国にのりこんで、自分の尊厳で、都知事として、しっかりと主張して来い。
日本が自分の尊厳で、独力でできないような主張をするから、いつまでたっても
アメリカの手のひらで踊るだけの、幼児になるのだ。
さっそく、アメリカの国防長官が横田基地にお出ましている。
オスプレイの運命も開けてくるのではないか。それも国民を危険にさらす150m
低空飛行だ。  





4.発火点は野田総理胡錦濤国家主席の「立ち話」 中国政府の決意 (遠藤 誉)  
http://www.asyura2.com/12/senkyo136/msg/130.html
投稿者 sarabande 日時 2012 年 9 月 20 日 22:20:03: kYKXZZnG43LB6


発火点は野田総理胡錦濤国家主席の「立ち話」
中国政府の決意――最大規模の反日デモの背景
日経ビジネスオンライン
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20120918/236932/
遠藤 誉  
2012年9月19日(水)

 中国における反日デモは、1972年の日中国交正常化以来、最大規模のものとなった。

 抗議の対象は、日本が尖閣諸島(中国名:釣魚島)の国有化を閣議決定したことである。なぜここまで激しくなったかというと、今回は中国政府自身が尖閣諸島の領有権に関して「勝負に出た」からだ。その理由は、日中両国首脳の「立ち話」に求められる。

 2012年9月9日、ロシアのウラジオストックで開催されたAPECにおいて、中国の胡錦濤国家主席野田総理と15分間ほど立ち話をする機会があった。このとき胡主席は、厳しい表情を崩さずに、次のように語っている。

 ここのところ、中日関係は釣魚島問題で厳しい局面を迎えている。釣魚島問題に関して、中国の立場は一貫しており、明確だ。日本がいかなる方法で釣魚島と買おうと、それは不法であり、(購入しても)無効である。中国は(日本が)島を購入することに断固反対する。中国政府の領土主権を守る立場は絶対に揺るがない。日本は事態の重大さを十分に認識し、まちがった決定を絶対にしないようにしなければならない。中国と同じように日中関係の発展を守るという大局に立たねばならない。

 日本が「尖閣は日本固有の領土だ」と確信しているのと同じ程度に、中国も「釣魚島は中国古来の領土だ」ということを、同じ程度に強く確信している。国民レベルで言うならば、中国の方がこの「確信」に対する熱意は熱い。

 しかし、話し合いが終わって、「胡主席と何を話したのか」という記者の問いに対して、野田首相はどう答えたのか。

中国の発展は、わが国や地域社会にはチャンスで、戦略的互恵関係を深化させていきたい。現下の日中関係については大局的観点から対応したいと申し上げた。

としか語ってない。つまり、胡主席が言ったところの最重要なキーワード「日本は事態の重大さを認識し」は、日本側には「認識」されなかったのである。


日本側の抑制的な判断に期待していた胡錦濤

 ところが中国では、当日のニュースで胡主席がどのような主張をしたかに関して広く報道している。それはすなわち、「日本が少しは事態の重大性に気づくだろう」という期待感をにじませたものだった。

 その証拠に、石原東京都知事が今年の4月、アメリカで「東京都による尖閣購入」を宣言して以来、中国で抗議の声は上がっていたものの、一方では都知事尖閣上陸を日本政府が許可しなかったことが高く評価されていた。日中国交正常化40周年記念である今年、日本政府が実行した唯一の賢明な判断として、中国国内では繰り返し報道されていた。

 裏には「野田首相が抑制的な判断をするだろう」という期待が込められていた。

 その野田総理が、15分間とは言え、胡主席が時間を取って中国側の意思を伝えたというのに、翌日の10日には「尖閣国有化」閣議決定を宣言し、11日に実際に閣議決定してしまった。


以上、分量は4分の1  
 中国首脳部とパイプのある人のようですが、スパイというわけではなく、
日本人として発言していると感じましたので、投稿しておきました。
残りは、日経ビジネスオンラインの無料会員になれば、読めます。
 デモは鎮静化しましたが、中国首脳部は、本格的に領土問題として、まずは、
国有化の放棄を求めてくる決意があるような内容が続きます。
棚上げに戻すことで決着がつけるのか、それとも、完全に中国領土とするまで、
動いてくるのかは、この記事からは、定かではありませんでした。
とにかく、野田が国民を、谷垣を愚弄したのと、まったく同じようなフィーリングで、
胡錦濤をも愚弄したということは事実だったのでしょう。一国の元首として、真剣に
扱わなかったということです。
これを許した外務官僚の無能さ、あるいは、意図的な不作為かも知れませんが、
糾弾されるべきだと思います。  





5.アメリカによる他国経済圏併合の手口 韓米FTAと日米TPP
http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/252.html
投稿者 sarabande 日時 2013 年 2 月 21 日 14:43:35: kYKXZZnG43LB6


 岩上安身が、立教大経済学部教授の郭洋春氏にインタビューをしており、その実況ツィート内容と、自分の関連する過去投稿文をまとめてみた。韓米FTA締結交渉のために、ヨンピョン島砲撃事件が、米国が間接的に関与して誘発されたように、日本をTPPに強制的に加入させるために、石原慎太郎をだしにして、尖閣島での日中緊張が演出されていると、考えられる。短絡右翼を煽っておいて、危機を作り出し、自分の軍事力への依存させた状況で、不平等条約交渉に臨ませる。
 TPP交渉参加にむけた日米会談の場で、担当者が散歩に誘い出され、「日米の安全保障の結びつきを強くする機会はもうないだろう」とささやかれるのが、「落ち」ではないかと危惧する。


明日行われる日米首脳会談で、安倍総理がTPP交渉参加を表明するか。会談の直前に重要なインタビュー。以下、連投します。RT @IWJ_ch1: 1.2月21日11時30分より、郭洋春氏(立教大学経済学部教授)緊急インタビュー。「韓米FTAの実状とTPPの危険性」を実況します。


連投14 RT @IWJ_ch1: 14.岩上「米韓FTA締結の際も圧力が。ヨンピョンの砲撃事件の際、米国高官マイケル・フロマンが、キム・ジョンフン通商担当交渉官を散歩に誘い、『米韓の安全保障の結びつきを強くする機会はもうないだろう』と圧力をかけた」

連投15 RT @IWJ_ch1: 15.郭教授「現代の不平等条約。昔と今が違うのは、『二国間の話し合いの結果』という体裁がとられること」岩上「しかし、その締結の経緯では、やんわりと脅しを仕掛けてくる」 #iwakamiyasumi

連投24 RT @IWJ_ch1: 24.岩上「土地の収奪など、まさに植民地」郭教授「帝国主義も最終的には領土の拡大。それを合法でやるか非合法でやるかの違い。ただ帝国主義でも、ここまで社会システムの細部にまで入りこむものではなかった」 #iwakamiyasumi

連投26 RT @IWJ_ch1: 26.郭教授「『安全保障』という観点で日本と中国韓国がいがみ合うのを、一番ほくそ笑んでいるのは米国でしょう。アジア地域の分断のためのTPPであり、韓米FTAである」 #iwakamiyasumi (了)





6.ワラック氏の日本へのメッセージ 「TPP参加は、二重の意味で危険であり、二重の侮辱である」
http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/196.html
投稿者 sarabande 日時 2013 年 3 月 14 日 18:39:13: kYKXZZnG43LB6


ワラック氏による日本へのメッセージ
「なぜ安倍政権が日本にとって、こんなにも無礼で危険なプロセスに合意しようとしているのか、とても不可解でなりません。」
http://www.youtube.com/watch?v=fm-6DR6o3vs&feature=youtu.be

 1分51秒なので、すぐ見れる。女史らしい、簡にして要を得たメッセージである。日本人の尊厳を守ろうとしてくれている、米国の友人からの警告といったものである。

以下、完全文字起こし。
「私たちは、TPP交渉が行われているシンガポールにて、日本政府がTPPに参加しようとしていると聞き、大変心配しています。日本が、ルールづくりに参加する権利も、何に合意するのかを知る権利すらないのに、参加しようとしているからです。
日本は、これまでのすべての合意を受け入れるといった。私たちは、そう理解しています。それは、900ページ以上もあるルールに日本の既存、および未来におけるすべての法制度を、合わせなければならないということです。貿易だけではなく、医薬品の価格やアクセス、食の安全や食品表示、郵便の規制や、エネルギーや輸送サービス、銀行、消費者の権利保障などの分野においてです。数多くの、貿易に全く関係のない国内政策が指図されていくのです。
 何が書かれているのかを見ることもできず、たった一文字の変更も許されないままに、このルールを受け入れること。それが、日本がTPPに参加する際に要求されます。
つまりは、日本は「交渉」に参加するのではなく、「すでに条項の定められた協定」に参加するわけです。なぜ安倍政権が日本にとって、こんなにも無礼で危険なプロセスに合意しようとしているのか、とても不可解でなりません。しかし、それが私たちの聞いたところです。すでに、協定に参加している国では、強力な反対運動がいくつも起こっています。しかし、それらの国は、すでに規定された条項が、押し付けられているわけではありません。日本の人々にとって、TPPへの参加は二重の意味で危険であり、二重の侮辱なのです。」


以下、投稿者コメント

「TPP交渉」に参加するということは、知ることの許されない、一字一句も修正できない900ページ余りの条項に合わせて、既存の、さらに未来の法制度が、多方面にわたり影響されることを受容することであり、すでに、「交渉」ではないのだ。安倍は、聖域確保できるとのオバマの言辞を得たというが、実際の最終的な交渉の場であるシンガポールではそのような雰囲気はまったくないようだ。
 日本にとっては、相手に目隠しをされた上で、多国籍企業の都合がいいように作り上げた、詳細不明な法制度によって、一生、縛り上げられることになる。ここまで侮辱的な国際関係の在り方は、近代以降の歴史には、ないのではないか。古代までさかのぼらないと、ないかもしれない。TPPは、自由貿易の問題では決してなく、国民の主権や、国家の尊厳が、アメリカの軍需産業も含まれるであろう多国籍企業が主体となって、深刻に毀損されつつあるという問題である。日本の公共放送を含むマスメディアも、その一部になっている。
 日本は、郵政民営化は、政治的にどうにかしのいだ。しかし、今回は、尖閣問題に火をつけられ、日中の間にくさびを打ち込まれた上で、日本を軍事的に追い込むことで、TPPという侮辱的な条約への参加を余儀なくされつつあるように見える。アメリカは、菅とマスメディアをたきつけてもうまくいかなかったので、どこかで戦略を練り直したのかもしれない。アメリカに対する第2の敗戦になりかねない事態である。戦犯は、入院している将来には責任を持たない石原であり、尖閣問題の対応を読み誤った野田であり、おめでたくも「主権回復の日」を祝おうとしている三代目、安倍である。


7. 最後に、本ブログの
『自由意志による従属』としての日米関係、または『自由からの逃走』
 
2013-05-04  http://d.hatena.ne.jp/sarabande/20130504

 ここまで、日本が追い込まれる契機になった出来事の一つとして、ヘリテージ財団企画シンポでの、石原慎太郎尖閣買います」発言がある。その後、野田が実際にそれをやってしまい、決定的な日中の溝が穿たれ、現在に至っている。しかし、この日中離反状態に対して、ヘリテージ財団上級研究員クリングナーの「喜びの雄叫び」のような論文が、2012年11月にだされていたという話に至る。2時間14分頃に、その重要な話がある。ヘリテージ財団は、「尖閣買収によって火がつけられた中国の抗日デモと、その後の、反中意識の日本の燃え盛るナショナリズムが、中国にだけ向かって、米国には向いていない現在の状態は、我々のいくつかの致命的に重要な政治目的を達成するための絶好の機会である」というのである。

 これを、岩上は、昨年11月の時点で、石原知事に記者会見でぶつけて聞いている。

 岩上:あなたは、この論文を読みましたか? 

 石原:読んでない

 岩上:あなた全部できあがったシナリオにのっかって、そこで言ったんじゃないんですか。失礼ですが、財団に使われたんじゃないですか。

 石原:いやいや、それはないかな・・・・

    日本はアメリカの傭兵になる必要はまったくない

2012 11 30 日本維新の会 石原慎太郎代表に質問

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/47329



 石原慎太郎の動きは、サンフランシスコ講和条約の内部で保障されたような敗戦から学ぶことを怠った戦前体質が、親米保守の方向に自発的に服従変節した奇怪な「マゾ・サド的」なあり方であり、さらに、それによって、日本を極東の冷戦構造の中に閉じ込めている。結果的に、軍産複合体の「いくつかの致命的に重要な政治目的」を達成するために利用されような政治家の動きでもある。


以上、過去記事からの引用。

 米国に統合されずに、日本国の主体性、日本人の主権をとりもどし、将来への視界を開くための処方箋は、もちろん、このトラップから抜け出すことである。尖閣問題の棚上げだ。この決定は、ヘリテージ財団につながる者たちには、「致命的な損失」になろうが、「日中当事者での解決」を表向き忠告する米国は、この決定には何もいえまい。本来、戦うべきは、このトラップにはまめられたことさえ気づかず、あるいは、嵌められたことをいいことに、トラップを利用して日本、及び日本人の主権を売り渡して利権を拡大しようとする、「rogue of the right」ゴロツキ右翼、より正確に言えば、本物の右翼ではなく、領土問題しか目に入らぬ、中韓を見下し虚勢を張るタイプのチンピラ右翼である。特に安倍総理誕生の後、FOX化したマスコミの中国脅威報道(昨日も、中国機が領空侵犯するかとかという報道が、映像つきであったが)に燃料を得ながら、在特会が最も戯画的な形であるが、このチンピラ右翼が、表街道を闊歩しはじめているのだ。トラップにはまって、日本を売り渡そうとする、最も扱いの難しい勢力が、この国内の「rogue of right」である。さらに、なぜか、総選挙の前や、国会で重要な採決がなされる時、NHKも含んだ日本のマスコミが、中国や北朝鮮の兵器や軍歌を放送して、無防備な国民を「恐怖条件付け」にする流れがある。結果、それに条件反射する、安倍首相をはじめとするチンピラ右翼の下で日本人ががんじがらめになってしまっている構図である。
 マスコミが握られていると、実効力のある戦いは極めて難しい。しかし、多くのことはできなくても、少なくとも、現在、このようなプロセスと形で、尖閣トラップの結果、日本の世論や投票行動、政治決定が、「空気=知的欠陥を伴う感情論理」に欲しいままに動かされることを、知ることが第一であると思う。



【参考定義】
rogue
1 (親しみをこめて)しようがないやつ, いたずらっ子, わんぱく小僧.
2 (古風)悪漢, ごろつき;詐欺師
play the rogue
悪事[詐欺]を働く.
3 群れを離れた(狂暴な)動物;(特に)はぐれ象.
4 (生物)(ふつう劣等な)変異.
5 (古)浮浪者.
━━[形](限定)〈動物が〉群れを離れた;〈人が〉統制からはずれた, はみ出し者の.
━━[動](自)だます;ぺてんを働く.
━━(他)
1 〈人を〉だます, かたる;〈金品を〉だましとる.
2 〈悪い苗を〉抜き捨てる;〈畑を〉間引きする.


これぞ、安倍や石原慎太郎、それから、橋下、在特会桜井や、ブラック企業の社長像だ。奴らを甘く見てはいけないし、決して大目に見てはならない。そこから、大切にすべき社会的価値が崩れてゆく。



「恐怖条件付け」
恐怖条件付け文脈学習 contextual fear conditioning test
http://www.shiga-med.ac.jp/~koyama/analgesia/method-ani-behav.html 
実験動物に音、光のような単純明確な手がかりを条件刺激とフットショックなどの嫌悪刺激(無条件刺激)を条件付けした後、フリージング反応を評価する。


 ヒトでも、テレビで、本来は中性的な中国、北朝鮮という国名に、武器、戦闘機、軍隊などの脅威映像、音声を交えて放送することで、対象国に対して恐怖条件付けできる。テレビの画像がよく、大画面でリアルであればあるほど、恐怖条件付けは有効だろう。今回、特定秘密保護法が争点になっているから、今後、国会会期中に、こういう恐怖条件付け報道が増える可能性がある。他に、総選挙前にも注意していると、なぜか、北朝鮮の脅威の露出が増える。特に、昨年12月の衆院選前はひどかった。それから、北の「1号戦闘勤務態勢」はどこに行ったのであろうか?あれだけ国民に恐怖を与えた、その報道への検証はなされなくていいのか?最近、東京オリンピック決定後、報道特集キャスターの一人が、「1号戦闘勤務態勢」などなかったかのごとく、ニコニコ地元のスポーツ選手に取材していた。国民はメディアに、あまりに馬鹿にされ、かつ、まったく無防備に恐怖条件づけられている。
 まあ、しかし、これが、軍需産業の広告戦略ということだろう。普通のコマーシャル枠でもちろん、広告などしない。ニュースの枠内で、株をにぎらせたコメンテーターに脅威を煽らせたりとか(阿修羅にデモクラシーナウの記事を投稿したが、シリア問題で明らかにされた)、FOXが露骨にやったように、映像暴露により、視聴者と特定の国に対して恐怖条件付けさせ、閉じ込める。これを、見抜いて行かないといけないのだ。